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コミック ら行>羅川 真里茂さんカテゴリの記事一覧

ボーイズラブコミック ニューヨーク ニューヨーク


少し懐かしのボーイズラブコミックですが、ホントに名作です。
おお泣きしてしまった作品です。

ニューヨーク・ニューヨーク (1)
羅川 真里茂
価格:¥ 630 (Book)
(参考価格:¥ 630)
発売日:
おすすめ度 ★★★★★
売り上げランキング:30905

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★★★★★ 2004-10-12 ニューヨーク・ニューヨーク(1)
これまでの少女漫画にあったきれいなだけの同性愛ものと違って、同性愛者のなかにある精神的な苦痛や社会的におかれている立場などにも立ち入っている。実際、私は同性愛者に対して、なんの嫌悪感もなく接することができるが、現実社会ではまだまだそれが成り立っていないということをあらためて、感じさせられた。物語は警察官ケインが運命の人メルと出会い、彼と共に生きていこうとする様を描いている。異性同士なら、単に二人の恋愛物語での幾多の葛藤や周囲の反対などの障害ですむのだろうが、同性愛なだけにそうはいかない。当人同士、互いに惹かれあっているにも関わらず、育った環境の違いから踏み込めない、理解しがたいもの、更に、周囲の偏見を乗り越えて互いの必要性や距離を縮めて行く。本当に愛する人と出会えることがどれだけ幸福なことか、感じることができる作品ではないだろうか?個人的な思いから、ケインの母の言葉「過去の傷をうめるために現在がある」というのにじぃんときた。いつかは私もそんな出会いと生きていてよかったという実感をかみ締めてみたいと思った。メルのように・・・。

★★★★☆ 2004-01-06 不快さもリアルの証
初読は確か雑誌連載時で、まだ学生のころだった。そのころは余りにリアルなゲイの生活描写にかなりショックを受けた。現在20代で読み返してみると、冷静に読める。それは自分の年齢もあるが時代の進化にも関係しているのかもしれない。私はこの物語の主人公ケインに不快さを覚えることがある。「無礼」と描写されることもある彼は、不躾だし、簡単に浮気もするし、端的に言えば体育会系の人が持つある種の無神経さ(大らか、男らしさとも言える、よく言えば)が勘に触るのだ。しかし、その不快さが逆に物語のリアリティーを高めているのだということ、日本の漫画(それも少女漫画)の懐の深さの証なのかもしれない。物語自体の真摯さが感じられる展開、そして少女漫画として立派に成立しているところにも作者の良心を感じる。

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